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#地域 #夏野菜 #茨城食材
畑で有機野菜を知ろう!夏野菜をたのしむ食体験ツアー(後編)
2021.8.4
畑から採れた夏野菜の「そのまま」を味わう。農薬・化学肥料を使わずに土づくりから取り組む有機農家を訪ね、その野菜をふんだんに使った特別なメニューと、自然派白ワインを楽しむ1日を過ごしていただきました。(後編)
~前編はこちら~
地元農家さんと直接話して仕入。畑がおすすめする旬の野菜がメニューになる。さくら坂VIVACE。
採れたての野菜を持った地元農家さんが自然と集ってくる「さくら坂VIVACE」。オーナーシェフが農家さんの元へ通い詰めて築き上げた信頼関係は厚く、店内に野菜の直売コーナーの設置や、販売会、イベントなどを共催し、消費者への橋渡し役を担っています。
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そんなさくら坂VIVACEだからこそ企画できたのが、今回の特別オリジナルメニュー。アグリ古柿土の横瀬さんと、ツアー当日に提供できそうな野菜を事前にすり合わせ、その日のアレンジが加わってお客様の元へ。
この時期にパスタソースにして食べてほしいという横瀬さんからの提案で、イタリアの細長いトマト「サンマルツァーノ」のパスタが目玉メニューに。有機農法で育てられた濃い味わいのトマトが、フレッシュなニンニクとオリーブオイルによってさらに深みのある味に。ペンネとからめていただきました。
また、今回はさくら坂VIVACEのスタッフでもある、野菜ソムリエの味原清美さんがメニューに使われている野菜について、一つ一つ説明しながらサーブ。栄養素や体に良いポイントなどを教えてくれました。
畑から採れたてのそのままの味、さらに手を加えて食感や他の食材とのコンビネーションの味。両方を味わっていただいた贅沢な食体験となりました。
有機農法の野菜と「自然派ワイン」の組み合わせ。
今回のツアーにはテーマがもう一つありました。それは「自然派ワイン」です。
昨今、日本でも徐々に話題になってきていますが、その土地の自然の力を生かした手法で生産されているワインのこと。ぶどう栽培は有機栽培または無農薬、そして醸造はぶどうの皮についてる天然酵母で発酵させています。
自然派ワインのつくり手は、化学的に合成されたものに頼らず、ぶどうや微生物の生命力を最大限に生かすことで、難しいながらも奥行きのある、かつ滑らかな味わいのワインを作り出しています。
量産され大量に販売・輸出する為のワインづくりではなく、その土地の自然の恵みを生かしたワインづくり。それぞれの土地で、それぞれの味わいが生み出され、個性的なワインが存在しますが、少量生産だけに入手の難易度は高く、限られたインポーターでしか扱われていません。
その希少なパイプをもつAlby Select Wineは、さくら坂VIVACEを拠点に、イタリアの自然派ワインに特化したセレクションを取り扱っています。今回は、夏野菜に合うきりっと冷えた2種類の自然派白ワインをセレクトしていただきました。
単調で整った味のワインではなく、天然酵母が生み出す、独特の香りや色、味わい。お客様も自然派ワインに興味が沸いたご様子でした。
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最後に、とっておきのリラックスタイム。田園風景を眺めながらぼーっとしていただくため、フレッシュハーブをたっぷり入れた「足水体験」。真夏の日差しを浴びてほてった体がスーッと落ち着くような時間です。「このまま眠ってしまって、泊まりたい…」というお声も。みなさんの心身がほぐれた瞬間でした。
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農と暮らしが近い茨城南部。農家さんが大切にしている有機的な暮らし方は、古来人間と自然との間に当たり前にあったものばかり。今や希少となったその存在を、今回は体験することができました。
ご参加者様からは秋の味覚に合わせて、同じツアーをまたやってほしい!というお声も。
次回は秋の味覚を楽しむ企画にしようかな…と担当者もワクワクしております。
お楽しみに…!
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photo by atacamaki photography & rall.hour
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