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#地域 #夏野菜 #茨城食材
畑で有機野菜を知ろう!夏野菜をたのしむ食体験ツアー(前編)
2021.8.3
畑から採れた夏野菜の「そのまま」を味わう。農薬・化学肥料を使わずに土づくりから取り組む有機農家を訪ね、その野菜をふんだんに使った特別なメニューと、自然派白ワインを楽しむ1日を楽しんでいただきました。(前編)
畑から取ってきたばかりの夏野菜、そのまま食べたことがありますか?しっかりとした野菜の皮の歯ごたえ、あふれ出すみずみずしさ。今や、貴重な機会なのかもしれません。
その地の天然の力を借りて育てられる有機野菜の特徴は、見た目の美しさではなく、人と環境に「自然であること」。味もおのずと、その土地ならではの個性が出てきます。
そして、そんな野菜をさらに美味しくいただくコツを知っているのが地元の料理人。野菜そのままの味を引き算、足し算して、出会った事がない食感や味を作りだしています。
今回の旅では、そんな夏野菜とのふれあいを、田畑が続くのんびりした雰囲気の中で満喫していただきました。
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ゆったりと時が流れる農のある暮らしを体感。新鮮な採れたて有機野菜の味も教えていただける特別な時間
茨城は、平坦で広大な土地と河川を中心とした豊富な水資源、温暖で比較的安定した気候から、日本有数の農業生産県です。古くは江戸時代から、そしてこの現代も、天下の台所の機能を果たしています。
供給量を求められる茨城南部の野菜づくり。その一方で、少量生産でも、栽培期間中に農薬・化学肥料を使わないで育てる有機農法にこだわった野菜づくりに取り組んでいるのが「アグリ古柿土」の横瀬さんです。人間の体に、そして育てる環境にも負荷が少ない農産物を提供したいという想いが込められています。
今回は特別に、横瀬さんが暮らす場にお邪魔し、土作りや育苗、森に住む生き物についてや、畑で有機野菜がどのように育てられているかを見学し、実際に畑で採ってきた夏野菜をその場で味わう体験をさせていただきました。
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軒先ではご友人と採れたて野菜のバーベキューも楽しんでいると笑顔でお話くださったのは奥様の大森薫子さん。自家製お味噌や野菜に合う塩など、細やかなおもてなしで迎えてくださいました。
銅版画作家としてご活躍されており、敷地内にて「ギャラリー古柿土」も運営していらっしゃいます。常設展を少しだけ、見学させていただきました。白壁にかかる作品の数々が、時をゆるやかにしてくれたようでした。
その土地に住む微生物の力を借りて、育てられた野菜。その地から湧き出る水という資源。森の中にたくわえられている力。自然の恩恵をこれほどまでに体感できる時間はなかったのではないでしょうか。
長い時間と手間をかけて作られている横瀬さんのお野菜との出会いは、味覚、嗅覚、視覚、触覚、様々な感覚で体感していただけたと思います。
「きゅうりの花を初めて見た」、「ミニトマトがこんな風になっているのを知らなかった」、「野菜の生産現場に初めて来た」というご参加者様も。
日常にあふれる食材としての野菜が、どんな場所で、どんな方の手でどのように作られているのか。そして、どんな味なのか。考えてみるきっかけになるような体験ツアーを今後も企画したいと思います。
今後、野菜を手に取る時、みなさんの心の中に茨城での時間が思い起こされますように…。
~後編に続く~
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photo by atacamaki photography
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