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#二地域居住 #暮らし #民泊 #移住 

【茨城県笠間市】私らしい lifestyleをさがす、春の「かさま暮らし」移住体験ツアーレポート

2023.8.18

2023年、早春の笠間で開催された、「楽しみ方」「住まい方」「働き方」に触れる移住体験ツアー

冬の終わりと春の気配が感じられる3月中旬(2023年)、茨城県のほぼ中央に位置する笠間市を1泊2日で訪ねました。都内から約1時間、自然と文化溢れる笠間市には静かで穏やかな「かさま時間」が流れています。移住や二地域居住を視野に入れている方々に向けたモニターツアーとして、「楽しみ方」「住まい方」「働き方」をポイントに女性のライフステージに合わせた、かさま暮らしをご紹介しました。

ここでしか味わえない、できたての焼き栗

旅の1日目。まずは笠間の「楽しみ方」をご紹介。

笠間市は日本一の栗生産地です。お邪魔したのは数ある栗農園の中でも地元の方が太鼓判を押す小澤栗園さん。素材の味をそのまま引き出した焼き栗が有名で、自然の恵みとともに生業や暮らしがある歴史ある栗農園です。

園主の小澤さん親子に栗栽培のお話を伺いました。広大な栗林を剪定していくのは途方もなく大変な作業で、手間をかけ時間をかけて大切に育てられていることがわかります。

お話の後は実際に栗を焼く様子を見学し、できたての焼き栗を実食。その美味しさは「初めて栗がおいしいと思いました」「今回のツアーで一番印象に残った味でした」と仰った方もいたほど好評でした。

地のものを、ゆっくりいただくカフェランチ

森や木立に囲まれながら、ゆったりとした空間で過ごせるカフェが数多く点在する笠間。

選りすぐりのカフェから今回ランチで訪れたのは、「森のCafe さりょう」さん。常陸牛と笠間産豚肉の手ごねハンバーグを絶品自家製ソースでいただけます。

店内は笠間焼のランプシェードやオリジナルの木製チェアなど、さりげなくも細部までこだわられたインテリアが、居心地のよいかさま時間を作り出していました。

地元のお客様とも同じ空間で、地産地消のランチタイムを楽しみました。

自然ととなり合わせの日常を味わえる民泊施設

午後からは各自が選んだワークショップを体験。

民泊施設「Auberge de Y(オーベルジュ・デュ・ワイ)」ではオーナーの原田さんには、笠間の麹を使用した甘酒づくりを教えていただきました。ほかにも塩麹を使った浅漬けや自家製アップルパイも作り、気づけばお料理教室は優雅なティータイムに。

窓から見える笠間の四季の移ろいを楽しみつつ、機能的なキッチンで手早くお料理をされる原田さんの暮らしぶりに、ご参加の皆さんから「あこがれ」のため息がこぼれます。

ワークショップ後、そのまま宿泊された皆さんは、原田さんと夜更けまで女子トークを楽しまれたようです。


民泊施設「モネの家」では、オーナー根本悦子さんによる「ウッドデッキテラスでの手作りピザ体験」 。子供たちも楽しめるように、予め生地を仕込んでおいてくださいました。

お庭で採れた色とりどりの野菜やソーセージを好きなように並べ、チーズをトッピング。根本さんが、絶妙な加減で焼いてくれました。焼きたてのピザに子供も大人も夢中となりました。

親戚のおうちに、みんなで集まったような、まるで、ホームパーティーのような賑やかな雰囲気となりました。

歩いて感じる、観光地ではない笠間

旅の2日目は笠間市での「住まい方」を感じていただくプログラムからスタート。

笠間市が産官共同で進めるスマート分譲住宅街「LAB FIELD(ラボフィールド)」を見学後、笠間市役所職員のご案内で友部エリアを街歩き。

旅行で訪れるだけでは素通りしてしまう、地元の方が暮らす街の雰囲気を実際に歩きながら感じ取ります。「ここのお店がおいしいですよ」や「買い物はどこどこで」など、暮らしに沿ったリアルなお話が伺えました。

余所行きでない日常の表情を見せる街を歩きながら、皆さん「この街で暮らしてみたら…」と想像が膨らんだようです。

山中の一軒家で体験できる、おためし移住

続いては笠間市が用意している移住体験施設「かさちょこHouse(ハウス)」を見学。田舎暮らしを考えている方が、一定期間滞在し、笠間での暮らしを体験できます。

山の中にたたずむ一軒家ですが、WiFiが完備されており、リモートワークやワーケーションに最適です。

自然を身近に感じながら仕事をする、笠間ならではの「働き方」を気軽にお試しできるとあって、皆さんお風呂や台所もしっかりとチェックされていました。

「農のある暮らし」クラインガルテン

今回のツアー最後の目的地となる「笠間クラインガルテン」。

クラインガルテンとは滞在型の市民農園のようなもので、都心に住む人々が週末に訪れ農作業をしながら余暇を過ごす家を借りられます。

ヨーロッパでは古くからある文化でもありますが、近年では日本でも二地域居住の一つのスタイルとして注目されています。

「笠間クラインガルテン」では実際の利用者さんのお話を伺い、施設を見学後、敷地内でお別れ会を兼ねた青空バーベキューを行いました。

1泊2日のツアーを通して仲良くなられたご参加者様同士、里山の美味しい空気の中で食べるお肉とお野菜は、一層おいしく感じられたようで皆さんのはじける笑顔が印象的でした。

また笠間でお会いできることを願って…

ツアーの締めくくりは、ご参加いただいた皆様から1泊2日の「かさま暮らし体験」についてフィードバックをいただきました。

「地元食材の美味しさ」と「自然の豊かさ」、そしてなにより、「出会った地元のみなさんが人生を楽しまれていること」が印象深かった、とお答えいただいた方が多くいらっしゃいました。

民泊オーナーさんなど、地元の方の交流のほかに、参加者同士の交流や移住に関する情報共有も行われたようです。

短い時間ではありましたが、「楽しみ方」「住まい方」「働き方」を通して、観光では味わえない「かさま暮らし」を感じていただけたのではないでしょうか。

大きく生活のスタイルを変えざるを得なくなった昨今。都心部の便利な暮らしから、自然や農を肌で感じる暮らしへのシフトに興味が沸いた方も多いと思いますが、縁もゆかりもない場所への移住は自分にとっても、家族にとっても、大きなハードルとなります。

そんな漠然とした不安の解消になればと、女性目線でのツアーを企画しました。

かさま暮らしの「人」や特別アレンジの「施設見学や体験」。観光ツアーではない、笠間のディープな部分をご紹介する移住体験。

また笠間でお会いしましょう。

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主催:茨城県笠間市企業誘致・移住推進課
問合せ先電話番号:0296-77-1101(内線595)

運営事務:株式会社ラール・アワー


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